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【ダンパユニットの中身】 … Pro4に限らず,CE4もYR4改もこのようなダンパにしています. |
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ピストン:場合によりますが,ドリルを使ってピストンの穴径を少しだけ大きくする. |
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プラワッシャ:内径φ3mm,外径φ8mm,厚さ0.1mmのプラワッシャをピストンの |
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下側に入れます.Eリングがきつい場合はピストンをヤスリで削って薄くします. |
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これで,低めの圧側減衰力/高めの伸び側減衰力を実現できます.実車でも |
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大抵はこのような減衰力になってますが,こうすることで路面突起に対して車 |
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が跳ね難くなりしっとりした走りになります.さらに,これによってピストンのガタ |
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も無くなるので減衰力のリサージュ特性が良くなると思われます. |
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リバウンドスプリング:F1用とかで売られている小さいスプリングをEリングの下に入れます. |
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リバウンドスプリングはリバウンド側のバネ定数が高くなるのでロール剛性を上げるのにも使われますが, |
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模型の場合はリバウンドストロークを確保しつつ姿勢を保ちやすくするのに使ってます. |
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ちなみに,リバウンドストロークはこのスプリングと場合によってはスペーサ,それに最後はダンパー下端の |
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エンドボールの締め込みで調整するので,サスアーム側のアジャストスクリューは使いません. |
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ヘルパスプリング:これもF1用とかの小さいスプリングをダンパケースの下側に入れます.この車の場合は1 |
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巻きカットしてスペーサと併用しています.このバネとスペーサの組み合わせで車高とフルバンプ位置を規 |
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定します.スプリングシートの位置はあまり車高に影響せずプリロードの調整だけに使います. |
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